我が家の病児保育の変遷。
2021年7月24日(土)
おはようございます、マヨです。
またまたご無沙汰してしまいました…
ついに先日怪しかったPCが、使えなくなってしまいました。
キーボードの不調から数か月。
今度は電源アダプタの調子が悪くなり、ついに充電できなくなってしまいました。
前回のPCも旦那のお下がりでしたが、今回も急遽のことで、おさがりを。
在宅メインとなり、ノートPCの出番が減ったことで未使用となっていたものを譲り受けました。
電化製品全般に疎い私は、このPCで全く支障なし。
かなり高性能とのことですが…その恩恵もわからず、使用しております。
さて、前置きが長くなったついでにもうひとつ。
オリンピックがいよいよ開催されましたね。
我が家は息子が体操習っているので、体操関連のチケット狙いで夫婦各々応募し、私がトランポリンのチケットを当てていました。
が、すったもんだの結果、無観客。
返金されるけど、、、そういうことじゃないんだよね、、、というすっきりしない感。
まあ、やむなしですけどね。
昨日の開会式は、食事しながらTVという我が家には非常に珍しいスタイルで観ました。
子ども達も特別感があったようで、終始興奮気味(笑)
ちょっと特別っていうのが、子ども心には嬉しい気持ち、忘れないで欲しいですね。
この延期の1年で泣いた人も笑った人もいたこと、様々な報道で知りました。
人生をかけている人がいる。
そう思ったとき、感染拡大に怯えながらも開催できたこと、素晴らしいんじゃないかと思いました。
どうかこの開催が日本の今に活気を与えてくれること、祈るばかりです。
一医療従事者としては、正直海外の出入りが増えた以上、感染者増は免れないと思っていますが…
さて、今日は病児保育のお話。
我が家は長男が誕生し、復職した生後半年から保育園。
様々な病児保育に支えられてきました。
そして、今回二人目のRSで久々の病児保育利用。
色々と感じたので、病児保育の変遷記録を残しておこうと思います。
その前に、簡単に我が家の状況を。
両親は共に健在ですが、主人の両親は福岡。私の両親は千葉で車で一時間のところではありますが、現役の共働きです。
そのため、じじばばに頼るというのはできません。
私は去年まで総合病院で臨床で働いていました。
旦那はここ数年在宅がありましたが、長男誕生後しばらくは出社して残業在りきの勤務でした。
①夫婦2人体制で発熱時、有休消化の時代。
長男誕生は7年前。
待機児童にならないよう、0歳クラスで入園すべく、生後半年で復帰しました。
母乳で育てていたこともあり、免疫があるという半年間を育休で過ごした長男。
子どもが風邪をひくというのはよく耳にするも、特に体制を考えずに復帰。
そして慣らし保育中に胃腸炎に。
まずは私が有休にて対応。
次いで夏のプールで鼻水、中耳炎。長引き、旦那と交代制で対応。
冬前に再び鼻水、発熱。
復帰して1年しない間に有休は半分なくなりました。
そして同時に職場でリーダー業務をしていた私は、一部の人から穴をあけすぎることを咎められるようになりました。
もちろん一部の人以外は、優しくて止む無いことだと理解を示してくれました。
が、正直休みすぎることに後ろめたさはぬぐい切れません。
そしてそれは旦那も同じでした。
話し合った末に民間の登録制の病児保育利用をスタートすることを決めました。
②民間の登録制病児保育時代。
1歳半を過ぎた冬からの利用でした。
私たちが恐れたのはインフルエンザです。
感染症対応も可能な病児保育を探し、たどりつきました。
登録料に1か月1万円。
その代償にその月の初回は無料。
発熱して呼び出しされた日の病院通院は自分たちでカバーし、翌日は病児保育利用が定番となりました。
病児保育として来る方はその日空いているスタッフという条件となるため、同じ方ではないという点が不便でした。
そして人見知りの長男は、毎回泣きました。
病気で体調が悪いのに、人見知りという環境は酷だったように思います。
ですが、仕事に穴をあけないこと、そして具合の悪い(=不機嫌な状態の)子どもと二人きりでないことの解放感に救われたのも事実です。
と同時に、子どもの風邪を親がもらってしまうという連鎖からも解放されました。
結局登録初年度はインフルエンザにならなかったものの、2か月に1回程度のペースでお世話になっていました。
登録してから1年程経過した際、私が転職をしました。
新しい職場は車で10分程、そしてママさんナースが多いため、病児保育がありました。
しかしここの病児保育は感染症の診断がつくと利用不可。
そのため、登録制病児保育を併用して利用することとしました。
が、1年経過を見ても利用したのは1~2回。
結局息子の年齢があがったことで、発熱頻度が大幅に減ったのです。
③職場併設の病児保育利用時代。
転職して間もなく、長男が発熱。
朝からの発熱でした。
病院に行って診断してもらうことが必要だった民間の病児保育ではなく、職場に相談しました。
病児保育に預けながら、勤務先の小児科を受診待ちしていいよとのこと。
在住の市ではないため、診察代を一時負担しなくてはなりませんでしたが、
小児科待ちを勤務しながらできるという環境は大変助かりました。
中耳炎リピーターの長男は大抵感染症ではなく、鼻風邪スタートの中耳炎コースだったため、
診断後は再度病児保育で診てもらうことが可能でした。
そして病児保育担当の先生はいつも同じ方。
研修を受けたわけでも、保育士でもないけれど、自分の子どもを育てあげたベテランママさん。
子どもが大好きでとても親身になってくれる方でした。
長男もあっという間に慣れ、泣いてバイバイは初めの数回だけでした。
予防接種時も利用ができ、朝病児保育室預けて予防接種の時間だけ職場を抜けるということができました。
利用料は利用した月の初回のみ1500円+利用時間×150円。
とても安価で助かりました。
1年利用しても感染症かからず、登録制病児を解約し、職場の病児保育のみで行こうとなった矢先…
溶連菌とインフルエンザを経験。
幸い有休があったので、夫婦で交代で対応したのも懐かしい思い出です。
職場の病児保育利用して2年がした頃、病児保育室担当の方が変更となりました。
その新しい方が曲者で…子どもに興味がないという感じ。
病児保育室が好きだった長男の変化が著しかったです。
新しい方に代わって2回目のとき。そこに向かう途中で足を留め、泣きながら行きたくないと口にした長男の姿を今も忘れることができません。
それでもその日は預けました。
迎えにいくと小さな声で「喉乾いた」と訴える長男。
まだ3歳過ぎでした。ペットボトルのお茶をあげると半分以上ぐびぐび飲んだんです。
病児保育に持参していたマグは小さいもので200cc程度しか入らないもの。
以前の方はそこに新しく補充してくださっていたので、甘えていました…
新しく用意することをしてもらえず、そのマグのみで一日過ごしていたんです。
唖然としました…そして旦那と相談し、再び夫婦でカバーしようと決意しました。
夫婦でカバーしたのは片手で数えられる程度で、私が転職。
転職後の呼び出しや発熱はなく、1年が過ぎました。
そして今回。妹ちゃんがRSにて発熱。1週間の療養が必要で解熱しても保育園に行けないという状況となりました。
④行政の病児保育利用。
解熱してても療養が必要なため、休む。。。
正直、今こそ病児保育ではないかと思い至りました。
外に出れずに家の中だけという環境は親子共ストレスでした。
そこで1年前にできた行政認可の病児保育を検索。
情報だけは聞いていましたが、詳細はしらず。
必要なのは診断書。
1年前発足時にはあった指定病院での診断署というルールはなくなっており、どこでも可とのことで、かかりつけの小児科に相談。
すぐに書いてくれました。
事前登録は不要で、必要書類を当日持参で対応可能とのこと。
事前の仮予約も可能だったため、診断ついた日に翌々日の予約をしました。
私と主人が1日ずつ休み対応した後は病児保育という計算でした。
念のため利用時の発熱の程度を確認すると、熱性けいれんの既往がなければ何度でも大丈夫ですとのこと。
感染症も指定があるもののかなりの広範囲をカバーしてくれるという心強い環境でした。
利用料は利用日8:00~18:00で1回2000円。破格です。
完全個室対応となっており、広い空間で目新しいおもちゃで遊べる環境でした。
もちろん最初こそ人見知りで泣きますが、全員女性スタッフ兼看護師さん常駐で対応。
弁当もおやつも持参ですが、安心感が格段に違いました。
あまり呼び出しも発熱もない妹ちゃんと長男となりましたが、小学3年生まで対応可とのこと。
我が家の病児保育対応は行政のここで行くこととしました。
利用日当日の予約だと枠が少なく利用が難しいようなので、診断されたらすぐ予約という方針だけは決めました。
子どもの調子が悪い時こそ、親が診るべき…という考え方ももちろんあると思います。
私もそうでした。
が、正直日数が続くと限界があります。
心身共に。
そんなとき、頼れる制度があること、それは利用すべきというのが今の我が家の考え方です。
旦那も久々に病気の子どもの相手をして、思ったようです(笑)
病児保育、やっぱ助かるな…と申しておりました。
共働きの永遠の課題でしょうが、夫婦で話し合い、その時々にあったいい形を見つけられるといいですね。
妹ちゃんが旦那と過ごした日のおもちゃの跡の写真。
パパのベッドはお外にしよ!と置き場がなくなってこのようになったらしいです(笑)
3歳の娘の発想は斬新。
妹ちゃん発熱から1週間。
家族の誰一人発熱者はおりません。
家庭内感染は免れたようです。一安心。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。