転職して1年。
2021年8月9日(月)
おはようございます、マヨです。
オリンピックの閉会式が終わりましたね。
次はパラリンピック。
メダルの数はもちろん、選手たちの真剣な表情になんだか元気をもらえるように思うのは、きっと私だけではないだろうなと思ってます。
そんな一方で増え続けるコロナ感染者。
情報が錯綜してますが、できることは変わらず感染予防。
ワクチン接種。自分も含め、続々と接種者が増えてきているのを実感しています。
早く終息の兆しが見えて、抑圧された空気を払拭してほしいと願ってやみません。
さて、本日は仕事の話。
突然ですが、今月いっぱいで今の会社を退職します。
今の会社に入ったのは1年前の4月。
子どもが年長になってすぐの頃でした。
いつぞやの記事にも書いていますが、持病の喘息をこじらせ、ずっと続けていこうと決めていた手術室看護師の道の継続ができなくなりました。
発作の誘因が揮発性物質のため、手術室で頻用される消毒薬が使えなくなってしまったことが大きな原因です。
臨床13年で手術室を離れ、救急外来に行きました。
経験者に富み、人柄もいい配属先でとてもよくしてもらいました。
そんな中で健診を受けながら異常指摘されても通院をせず、大病を発症する方々の存在を知りました。
そして同時に、暦通り休みではない日々を経験しました。
その狭間で自分が長く勤めていける仕事は何かを模索し、予防医療の道へ進むことを決意。
予防医療といえど、その仕事内容は多岐にわたります。
勤務先で勤務内容を踏まえたアドバイスや策を講じたいと思い、産業保健を目指すも狭き門で転職活動に難航。
範囲を広め、なんとか今の職場に入らせてもらうことができました。
今の会社も人間関係はやや複雑ながら、総じて環境には恵まれていると思っています。
ですが、会社の方針として拡充したい分野と自分がやりたい仕事に大きな乖離が生じ始めていました。
新人の頃は何事も経験と言い聞かせながら、転職活動の情報収集を1年継続しておりました。
そこにはだかる応募要件。「産業保健経験〇年」の文字。
試しにエントリーするも「産業保健経験者の募集となるため、今回は…」の返事の数々。
今の会社では進みたい道の経験数にもならないという現実にぶちあたりました。
地元で開業しているクリニックで暦通りの休みをと臨床の道も考え、転職活動しながら見学も行きました。
ですが、自分のやり続けたい道ではないという思いに至りました。
そして産業保健一本に絞り、転職活動継続。
フルタイム勤務での転職活動は前回もでしたが、、、本当に面談日程が組めず難航しました。
とはいえ、このコロナ渦。リモート面談の活用もでき、救われました。
リモート面談にこぎつけても、最初の提示と話が違ったり、勤務時間は問題なくても残業が必須だったり。
なかなか条件が見合わず、最終内定までいけない日々。
悶々としていた頃の記事がこちらです。
挫折しかけながらもとりあえずエントリーを続ける日々。
そして以前の転職活動からお世話になっていた転職アドバイザーさんのお声かけで雇用形態を広げることに。
正社員、紹介予定派遣に加え、非常勤、派遣を加えました。
そして手に入れたのが派遣での雇用。フルタイムは実現しますが、また数年後に転職活動しなくてはならないという現実。
家族で色々話し合い、産業保健の経験を積めるならと今回踏み切ることにしました。
自分が目指す数年後に通ずると信じつつ、正直不安です。
今の会社では正社員の話があるので、そちらを受け入れた方が安定するのではないかと思う気持ちもありました。
とはいえ、自分の将来。
自分が残り30年弱働きたい仕事はどんな仕事なのか。
その中で家族の時間をどうとりたいのか。
譲れない勤務条件と譲りたくない仕事への思いのバランスは本当に難しいですね。
その仕事への思いをくみ取る上でも、
今の会社に入ることで予防医療の仕事内容の一部ながら多種多様な内容を学べたこと、本当によかったと思っています。
そこでこれをやりたいと思うものに出会えたことを糧に次なるステップを踏みたいと思っています。
残り3週間。色々引継ぎもありますが、ひとつひとつ丁寧にやっていけたらと思っています。
おまけ。
退職の意向を上司に伝えたときの話。
喘息発作で仕事を休み迷惑をかけた上に、子どもの学童嫌問題で在宅ワークの調整までしていただき、
予防医療の概念も知らない私に一からあれこれ教えて頂いた会社に、
やっと一人で業務を遂行しはじめた矢先の退職の意向を伝えるのは本当に心苦しく、気が重かったです。。。
ですが、正直に今の私はこれをしたいと伝えたところ、この会社でその話をするつもりはなかったのか?と問われ、
常勤でその要望は難しいですよね…と伝えると、確かにそれだけというわけにはいかないですねと納得してくださいました。
本当に申し訳ありませんと伝えると、逆にやりたいことを見つけたなら頑張ってと励ましてくださり、余計後ろ髪ひかれる思いとなった次第です…
お世話になった会社にご迷惑かけることのないよう、最後までなんとかやりきりたいと思ってます。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。