会社に属するということ。
2021年9月11日(土)
おはようございます、マヨです。
やっと青空を見られたと思ったのもつかの間。
またもや曇り空の週末で気がめいりますね…
スカッとした空の週末が恋しい限りです。
さて、今日は退職したときのことについて少し。
退職の意図を伝えた際のやりとりは、こちらの記事の通りです。
思いの外当たりは強くなく、退職日まで粛々と引継ぎ作業も片づけも進めることができました。
実務はどんどん縮小していったこともあり、
会社の代表(社長兼先生)とやりとりがなくなり、退職の意図を伝えてからゆっくり話す機会がありませんでした。
最終日にご挨拶だけでもと声をかけたのが失敗でした…
もともと感情の起伏が荒く、社員の声を聞いて経営に反映しますといいながら発言権を会議の場で何度も譲らないそんな方でした。
それでも予防医療における知識は豊富で、研修にも力を入れ、基礎の基礎から段階を踏んで丁寧に教わり、
この会社で育ててもらえてよかったという思いもありました。
そんな思いも伝えたくてお声をかけたのですが…
「シフトが出ている状態で辞めるとは失礼すぎる」
(2か月前からシフトが出て拘束日が確約されます)
「辞めるかどうかを対面で相談するのが筋だ」
(一社員、しかも入社1年の平も平の社員が会社の代表とマンツーマンでそんな場を設ける必要があるのか?)
「口もききたくない」と捨て台詞をはかれたのです。
尊敬する部分もありましたし、先に述べたように恩も感じてました。
ですが、この数分のやりとりで自分がそんな風に思っていたことを後悔しました。
最後の最後にそんな風に会社の代表からいわれてしまうところに在籍していたのかと。
社員が次々に去っていく理由を垣間見たように思った出来事でした。
よかった、早く辞めてと思ったのと同時に、そのやりとりがかなり尾を引きました。
胃痛と吐き気…繰り返す悪夢。
メンタル面のダメージの大きさに正直自分でも情けなくなりました…
在籍していた方々には事前に退職の意向をお伝えしており、最終日には出勤日でもないのにわざわざ挨拶に来てくださった方もいて。
代表はどうあれ、人と人の繋がりを大切にしていきたいと思ったのもまた事実です。
お世話になった方のおひとりからこんなメールをいただきました。
「〇〇先生のもとでなくても、勉強する方法はありますから、一緒にスキルアップして行きましょう。また近況を教えてください」と。
全く新しい一歩を踏み出した会社とあって、そこしか見えていなかった自分に光を照らしてくださるような一言でした。
退職翌日から新しい会社に出社して2週間弱。
自分が経験した1年の学びが無駄ではなかったと実感する毎日です。
まだまだ足りない知識技術も多いですが、自分のペースでスキルアップしていきたいと強く思っています。
「知識と友達は誰にも奪えない宝物」と昔から母が言っている意味が改めてわかりました。
会社に属することで学ぶものも得るものもありますが、
そこで得たものを違う場で活かすことができるのもまた事実。
苦しくもがき続けるくらいなら、ちょっと距離を置いてもいいのかもしれません。
そのもがいた時間はきっと糧になると信じてます。
お世話になった方々に感謝しながら、これからも頑張っていきたいと思います。
心の吐き出し記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。